顎関節症について

咬み合わせから顎関節症になることもあります。またそれに伴い、

頭痛、首や肩の痛み、耳鳴り、眼がチカチカするなどの不定愁訴も

起こることあります。

しかし、咬み合わせがすべての頭頚部の痛みや不定愁訴に

関係しているわけではありません。

顔面神経痛、血管性頭痛、上顎洞病変、側頭部の動脈瘤、歯科疾患、

耳鼻科疾患、精神(メンタル)疾患など、これらの原因との鑑別診断が

不可欠です。

咬み合わせが顎関節症の原因になる可能性はこれら全体の

10パーセントぐらいと考えられます。その方法としてはCRスプリント

使います。(取り外しできるいい咬み合わせです。)

すべての歯が10ミクロン単位で接触しています。

スプリント

このスプリントを装着して、頭頚部の痛みや不定愁訴が改善すれば、

咬み合わせが原因と考えられます。この鑑別診断もなしに歯を削った

り、歯を矯正治療で動かしたりするとこれらがすべての症状の原因で

なかった場合、元に戻せなくなります。そのような的外れな治療は、

私はすべきでないと考えます。

そのため、まずはじめに可逆的な(元に戻せる)CRスプリントを使用

して、あごを支える筋肉の異常な緊張を解除する、あごの関節内の

関節頭を最適な位置に誘導することが大切です。

初診時

スプリント後

歯は動いていません。あごが関節の内で動いて、噛み合わせが変化

しました。顎関節の症状は消退しました。本当の噛み合わせは奥歯

だけが強くあたり、前歯が咬めない状態でした。

治療後

あごの位置は上の状態を維持して咬み合わせを矯正治療にて改善しま

した。


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